ビタミンD 使用上の注意

■ 使用上の注意をまとめました

    • 副作用:これまで報告された主な副作用。理論上ありうる、という水準のものも含みます。
    • 投与注意:投与には慎重であるべき合併症、妊娠の有無、年齢など。
    • 併用注意:投与には慎重であるべき併用薬剤など。
    • ご不明の点がありましたらお尋ねください。

(副作用)

  • 過剰投与は高カルシウム血症をもたらす可能性がある。その症状は、頭痛、悪心、便秘、錯乱、虚弱、食欲減退、痛みを伴うカルシウム沈着など。
  • 2,000 IU/日以上を使用するときは、血中のビタミンDレベルをモニターすべきである。
  • 10,000 IU/日以下では過剰症のリスクは低いが、最大上限量4,000 IU/日(食事と合わせた摂取量)を超えないようにすべき。
  • 高用量のビタミンDを投与したら夜間のメラトニン分泌を抑制したという報告がある。また2,000 IU/日を12ヶ月投与した臨床試験で、血中ビタミンD濃度が一定以上になった人は睡眠の質がいくらか低下したという報告がある。

(投与注意)

  • 妊娠中や授乳中の方への使用は慎重に行う。4,000 IU/日までとすべき。
  • 副甲状腺機能亢進症や腎疾患の方はとくに高カルシウム血症のリスクが高い。

(併用注意)

  • ジゴキシンやサイアザイド利尿剤は高カルシウム血症のリスクを高める。
  • プレドニゾンやコルチコステロイドはビタミンDのレベルを低下させる。
  • コレスチラミンなど脂肪吸収を阻害する薬剤は、ビタミンDの吸収を阻害する。
  • フェノバルビタールやフェニトインは、ビタミンDの分解を促進しカルシウム吸収を阻害する。